1.入国制限について
台湾時間3月19日の午前0時以降出発のフライトを利用した場合、外国籍の旅行者は台湾へ入国不可となります。
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※但し、一部条件(台湾の居留証、外交・公務証明、商務履約証明、その他特別許可のいずれかを所持)に符合している場合、
入国は可能ですが入国後、中華民国籍者同様、14日間の在宅検疫が必須となります。
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2.台湾の感染者情報
台湾の感染者は100名、うち1名が死亡、22名が退院、その他も状況は安定しています。
ほとんどがヨーロッパや中東などの海外での感染で、一般人の台湾国内での市中感染のリスクは低いです。
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3.台湾の様子
(1)空港にて
通常、飛行機上で出入国カードと一緒に健康状態調査票が配られます。
空港到着後、健康状態調査票を提出、サーモグラフィー、入国審査の順になります。
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(2)ホテル・レストランなど
入館時に、体温チェック、手部のアルコール消毒、マスク着用をお願いされることがあります。
発熱がある場合は入館・利用を拒否されることがありますのでご注意ください。
一部のホテルでは施設利用時間の変更や朝食の変更などがありますので、出発前にご確認ください。
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(3)街の様子
公共交通機関では9割以上がマスクを着用しております。
観光客が多い地区ではレストランの利用者が減りましたが、それ以外は特に変化はありません。
マスクは健康保険証を利用した実名購入制度になっているため、旅行客は購入できません。
消毒用アルコールや、消毒用ウェットティッシュなども品薄のため、日本からご持参ください。
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(4)観光地閉鎖など
故宮博物院が営業時間を短縮し、月曜日を休館としました。
観光地はタイペイ・アイやパイナップルケーキ工場、花蓮の阿美文化劇場などが休業中です。
それ以外にも一部レストランやホテルが改修などのため休業を発表しております。
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(5)万が一、台湾で体調を崩してしまったら
各地域の病院、できれば国際医療センターのある病院を受診します。
担当の医師が症状を見て、新型肺炎の検査が必要だと判断した場合は、検査を行います。
※検査の結果が出るまでに、最低2営業日は必要となります。
その間は出国出来ず自宅隔離となりますが、ホテルから宿泊拒否がでた場合は、政府の指示を仰ぎます。
1~2回の検査でいずれも陰性だった場合は出国ができますが、陽性が出た場合は、そのまま台湾にて隔離され治療となります。