表題の件につきまして、ご案内させて頂きます。
マレーシアでは、CMCO(条件付き活動制限令)が発令されておりましたが、
結果が上向きであった事から、先週土曜日に政府より新たな活動制限令に移行し、
経済の回復を目指していくとの発表がございました。
詳細は下記となります。
<回復のための活動制限令>
期間:2020年6月10日~2020年8月31日(予定)
以下、大使館ホームページからの抜粋
●RMCOは以下7つの戦略に基づいて実施されます。
・公衆衛生の強化
・法とその執行
・国境管理の強化(徹底)
・経済セクターの完全な再開
・新しい生活規範(ニュー・ノーマル)
・コミュニティの責任強化
・高リスク層(当館注:高齢者等)の保護
●ムヒディン首相は,他者の健康に配慮するよう自制し,公共の場ではマスクを着用し,密を避けることが必要と述べるとともに,コロナ感染拡大防止は全国民の今後の意識・行動にかかっているとし,生活に新しい規範(ニュー・ノーマル)を取り込むことが重要と述べました。
●RMCOへの移行後は,規制(SOP)に従うことを条件に,ほぼ全ての社会・経済活動が許可されるとのことです。以下は,ムヒディン首相の声明で例示された事項です。
【新たに許可される事項】
・州を越える移動(強化された活動制限令(PKPD,EMCO)対象地域を除く)
・国内旅行
・理髪店・サロン
・青空市場,朝市,夜市,バザール,フード・コート,フードトラック,ホーカーセンター,屋台
・博物館・美術館
・屋内の大道芸
・セルフ式ランドリー
・釣り堀
・会議・ワークショップ
・映画撮影
・一部のスポーツ・レクリエーション活動等(トレーニングを含むいくつかの活動(ボーリング,バドミントン,アーチェリー,射撃等)。サイクリングやツーリング等の野外の集団活動。ただし,以下の禁止事項を除く。)
・屋外での販売を含む商業活動
・ハリラヤ・アイディルアドハのお祝い(宗教活動)(人数制限の緩和。SOPが発出される。)
【引き続き禁止される事項】
・(マレーシア人の)国外渡航
・スポーツ大会の開催。スタジアムや公共プールにおけるラグビー,レスリング,サッカー,ホッケー,バスケットボール等,人との接触や,大勢の応援者や観衆を伴う活動。
・パブ,ナイトクラブ,娯楽施設,リフレクソロジーセンター,カラオケ,テーマパーク,宗教関連の行進,祝宴,オープンハウス等,人々が密集する状況に陥る活動。
※引き続き禁止される事項については,マレーシア国家安全保障会議のホームページに掲載されるとのことです。
以上となります。
何卒、宜しくお願い致します。
マレーシア